当時大学生だった私は、アルバイトでの収入と奨学金を頼りに生活をしていました。

しかし、4年生になり成績不振による卒業延期が確定すると奨学金が停止されてしまったのです。

月々の収入は半分以下になりました。親からの仕送りもなく、貯金もしていなかったため過去にないほどの金欠生活を送ることになりました。

光熱費等も滞納し、アルバイトでの給料は家賃を支払うので精一杯でした。

米を買うお金もなく、1斤80円の食パンを3日間に分けて食べていました。そこで助けになったのが付き合っていた彼女の存在です。

私は大学4年生でしたが付き合っていた大学1年生の彼女に食料の差し入れをしてもらっていました。

4年生の男が大学入学したての1年生の女の子に養ってもらっていたのは自分でも情けない話です。そのような生活を3か月ほど続けた頃、私のアルバイト掛け持ちが軌道に乗り始めました。

大学にも通いながら複数のアルバイトを掛け持ちするのは楽ではありませんでしたが、これも自業自得だと自分に言い聞かせひたすらアルバイトをして極貧生活は抜け出せました。

決して余裕が出来たわけではないので、彼女からの食料の差し入れは続きましたが、お礼に食事に連れて行くことくらいはできるようになりました。

お金が人生の全てではないですが、必要最低限のお金は必要なんだと思い知らされました。